新年新洞調査 1日目

 24, 2017 19:00
いやぁ やっとですよやっと。

やっと以前書いた新洞調査の続きをお送りいたします。
※色々文章ミスが多くて読み難くなってたので修正しました。

新しく見つけた穴、その先にどんな空間が広がっているのか…
多くの場合はすぐ終わっていてチャンチャンだが、果たして…?
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




続きはContinue Readingからどうぞ。


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ちなみにフルサイズ一眼レフのK-1は年末の活動時にいつの間にかファインダーにヒビが入ってたので入院。
今回は従来使っていたK-3と18-35mm F1.8で挑みました。

久々にK-3使うと、やっぱK-1ってすげぇなぁ って思いましたよ。
画質のクリアさが全然違うというか… レンズが良いのもありますが。


さてそれはいいとして、
雪を掻き分け何とか辿り着いたこの新洞、

前回は70m程入って引き返したので、奥はどうなってるか今回で大まかに明らかにするのが目的です。


まずは雪中行軍で
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




洞口へ。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




では入るぞー。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




ちゃっちゃと進んで、
すぐに前回引き返し地点に到着。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



尚、今回外が寒かったからか、レンズがやたら曇りまくって酷い写真しかありません…
あしからず…



さて、ここは地底河川と進んできた道が垂直にぶつかるT字路になっており、
進行方向は水流上流か下流に分かれます。


まずは歩き易そうな上流側を目指しましょう。


途中で二次生成物(鍾乳石)が発達してる場所とかありました。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




まずは枝別れした道をオール無視して水流を登っていくと、最後は洞窟が水中に没して進行不能になっていました。

とりあえずここが暫定の「最奥」
さてどうしようかと暫定最奥にて皆で話す。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



ちなみに暫定最奥まで多分洞口から300m程で、既に割とデカイ洞窟になっています。


ここから更に支洞(枝道)を詰めていきます。


立ってスイスイ歩ける支洞から 通れるか分からない支洞まで大小ありますが、

一つ一つ潰していかねばなりません。

と、最奥手前にある超狭い支洞にメンバーの女の子が果敢に突っ込み始めました。
女の子でここまでアグレッシブな子少ないから貴重だ…笑
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art


ちなみの僕は狭いのも泥いのも嫌なのでニコニコ見守っていました。




少しずつ穴に吸い込まれていく女の子。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




「阿彌殻断層の怪」という漫画を彷彿とさせますね…笑

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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




ほんの少しずつ前進して結構長い事格闘してましたが、遂にギブアップして脱出。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



全身よごれまくってきったねー笑
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art


近寄りたくない女の子グランプリ優勝レベルの風格になってますね。素晴らしい。


女の子「いえーい!」
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art






泥まみれになった女が暗い暗い穴の奥で髪を振り乱して洗う恐ろしい光景
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



うああああ!!
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art


ともあれ女の子(渡辺ちゃん)の大健闘を称えてこのショボイ支洞は「渡辺小道」と名付けられました。
「渡辺の小穴」という案もあったみたいだけど、何か非常にヤバイ気がしたので不採用。


普段特攻隊長と呼ばれるメンバーの男子が居るんですが、この日はこの女の子に完敗だなぁ笑

とか言ってたら、
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




な、なんかすいません…


服が汚ねぇのが2人になりました。




ちなみに中はドロ匍匐で5m程度あり、空間としてはまだ続いているも人間が通れる広さではなかったらしいです。
残念。



続いてはこちらの支洞。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



支洞の手前に落書き相合傘があので「ラブホール」と(僕が)名付けた支洞を詰めます。

というか相合傘ってすげぇ久々に見たな懐かしい…
これを書いた時にはどんなドラマがあったんだろうか。



ラブホール支洞は泥特攻コンビで少し進むと続いてそうな感じだそうですが、ここもまぁ狭いので、
先程の泥二人+更に2人の4人がラブホール支洞を攻め、残りの4人は別の支洞を攻めることにしました。

(ラブホール支洞サイド事後報告より)
ラブホール支洞を進み暫く細いところを抜けると広い空間に出ました。
この洞窟全体的に壁面が割と黒いのですがここの空間は異様に黒い。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




黒いのをよく見るとキラキラと光る結晶のようなものが見え、
砂鉄では無いかと推測しましたが、詳しくはこの時分かりませんでした。

なので、次の調査におけるネオジム磁石での同定を決意しました。
ただ、この地域は磁鉄鉱由来の砂鉄の他、チタン鉄鉱由来の砂鉄も非常に多く、
チタン鉄鉱は磁性が弱いため磁石で調べても判然としない可能性があります。

まぁとりあえず磁鉄鉱由来だったらすぐ分かるし、調べてみない事にはね。結果に乞うご期待。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



それにしても石灰岩が基本の鍾乳洞で大量の砂鉄が見つかるのは結構珍しい。砂鉄ならだけど。

ちなみに中国地方は昔から砂鉄が有名で、たたら製鉄の原料になってたんですよ。(参考wiki)



確証はないけど、砂鉄だらけってことで「砂鉄水路」とこの支洞は名付けました。
ここを更に進むと殆ど水没で天井にある空気層がわずかであるため、水くぐりが必要な場所が…

特攻班なのでそんな場所もガンガン進んで、水潜りを越えると小ホールがあって水没にて終了しておりました。

ただ、水没地点の壁を探ってみると「壁の向こうには空間がありそう…しかも空気の層がある…!!」
だったそうで、手で空気の層を十分に確かめて完全水没を越えると未知空間が広がっているそうです。
しかし時間や装備の関係でここから先の新洞探検を断念。発見者の名前から「うちは新道」と名付けて次回に持ち越し。

ということで特攻班はここから引き返し。
砂鉄水路まで帰ってくると前方から声と光が…!
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art


僕らの班とまさかの合流。
別々に調査していた支洞がつながっている事が判明しました


合流してから砂鉄水路で撮った特攻班の方々。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




特攻コンビ(自称)
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



そういや砂鉄水路には面白い形の溶食地形がありましてね。
こんなん。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art


ね。面白いでしょ。
形と色から「漆黒の鍵穴」と名付けられました。


「砂鉄水路」にある「漆黒の鍵穴」て…笑
クソ中二病で最高ですね。




ちなみに僕らの班もちゃんと探索してて、特攻班の情報と合わせると、現時点で判明しているこの洞窟の構造はこんな感じ。
イヤの穴 超概念図0


シロップドームは僕だけクライムアップして見つけた円形ホール。

アクセスが難しい上方の空間に行くと、まん丸なホールがあって、壁面に純白の鍾乳石がついてました。
鍾乳石がまるで甘いお菓子みたいだったので、こういう名前にしました。俺カワイイ////

ホールから更に小さな穴が続いてましたが、クライムアップしたのが僕だけだったので、
仲間と声が届く範囲で行動するため深追いせずすぐ戻りました。


さて、上流側は一部未探査の部分もありますが、大まかには見れたので次は下流側を見ます。




こちらも先ほどとは班構成は異なりますが2班に分かれての調査を行いました。

特攻君が居る方は水流が滝のように下る場所をクライムダウンしての調査。
僕らは特攻少女を抱え込んで水流が無いルートを調査。

(特攻君の下流クライムダウンサイド)
『水の勢いがすごいのでさぞ伸びているだろうと期待を膨らませて足を突っ込むと…
詰まってましたらしい。
この水量を見るに何千年後かには立派な空間になるんだろうなー楽しみだなー(白目』

(僕らサイド)
僕らの班の方は風が吹いている空間を見つけて期待に胸を膨らませながらタイムアップ

1日目の調査活動が終了しました。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art




みんなおつかれさま。



てことで出洞。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



帰りも雪ざくざく。殆ど溶けてない。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art



でもいい天気。
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PENTAX K-3 / Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM Art


ということで新年新洞調査 1日目の記録はこれにて終了。
2日目は風が吸い込まれていく小穴を探索します。

前も書いたけど、風が吹き出したり吸い込まれたりしてる先にはデカイ空間が広がっているのは洞窟での法則なんですよ。

風しか通らない空間が途中にあったら先には進めないけどね…笑


それでは2日目の記録を気長にお待ち下さい。



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Tag:PENTAX_K-3 SIGMA_18-35mm_F1.8_DC_HSM_Art

COMMENT 2

Lime  2017, 05. 29 [Mon] 11:32

なんかエロい表現・・・

もぐら様

いつも楽しく拝見させてもらってます。 
特に今回の文章には「倫理的な表現に微妙に抵触してて・・・」私的には特に面白かったです。

渡辺さん凄いです! 感動しました・・・そしてこれまた泥に汚れても美人!!本人に是非お伝えください
鉱物採集もそうなんですが・・・特攻隊長がいるか居無いかでは産地開拓に大きな差が出るもんです・・・でも「渡辺の小穴」ワロた・・・
でもでも「渡辺の大穴」でなくて安心!(笑) 
「渡辺小道」で更に安心して落ち着きましたね・・・でも「ラブホールはあかんやろ!」
泥まみれ・・・さすがにハグされたくないと思いましたが、何回も見ていると、なんとなくハグされたくなるのは私だけでしょうか?(笑) 
グアノ・トリートメント?はこれから流行るかもしれません・・・グアノに含まれるリン成分が髪のダメージを抑えてとか・・・?
私的には、グアノでない事を祈りたいですが・・・。

チタン鉄鉱? 「渡辺の小穴」(笑)よりも・・・ものすごく興味深い
機会があれば、漂砂分離で黒い鉱物が濃縮されている個所を一握りほどビニール袋に入れて持ち帰ってくれませか?分析機器にかけてみたいです。
この洞窟が出来た由来が解るかも・・・や周りの地質的な関係も調べれる可能性があります。
可能であれば私のブログにコメント頂けるときに、メールアドレスを記載してください。 サンプル容器などを送ります。
因みにメールアドレスは公開されませんので大丈夫です。

ではでは・・・

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もぐら  2017, 05. 30 [Tue] 20:31

いつもありがとうございます!
渡辺さんは女の子なのにガンガン行って素晴らしい子です。ドロドロなった場合は近付きたく無いですが…
ちなみに「ケイビングジャーナル」という雑誌の最新号表紙もこの子です 笑

グアノは普段近寄りたくないですが、虫探しする場合はグアノを探しまくります。
洞窟生物は余り探索されていない&固有種が多いため、新種が結構な確率で見つかります。

砂鉄(のようなもの)がやたらと多いので、色々調べたら磁鉄鉱やチタン鉄鉱の砂鉄があると書いてあったのでそのまま記載しました。笑
あと前に長崎の鳥加郷で磁鉄鉱を探していた時、磁石に付き難く、形も正八面対ではなくて平べったい金属が落ちており、ナンダコレはと思って調べたらチタン鉄鉱だった事があったので、仮にチタン鉄鉱だらけだったら磁石での判別難しいだろうなぁ…と。

貴重なお話ありがとうございます!今週末にまたこの辺りの洞窟へ行くので、サンプリングの件についてちょっとメンバーに話してみますね。

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