未知洞窟探査 グラウンド端の洞窟編

 22, 2016 20:28
今日は前回序章だけ書いた、未知洞窟探査の続き報告です。

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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art

写真枚数多いんで、続きはContinue Readingからどうぞ。

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まずはグラウンド端にある洞窟を調査しました。

前回草刈、腐葉土払いの末開いたパンドラの箱の蓋、
洞窟装備に着替えて、再びその蓋をシッカリと開いてみました。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


ふむ。やっぱりポンプのようですね。

蓋を開く前はいきなりでかい竪穴だったりしたらどうしようと思ってましたが、
特に問題なく降りれそうです。


下へ降りると、
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


斜洞が続いていました。でも人工洞ですね。
奥には縦に降りていくのか、ハシゴが見えます。
どこかから自然洞になっているのでしょうか。


ちなみに今回の活動は僕がリーダーだったので最初に降りたのですが、
底に降りて、ふと見上げると、
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


みんなが見てました。
いやそりゃ見るだろうけど、なんかこの光景に笑ってしまいました。

それにしてもよく晴れてるな。

でも暫く空とはさようならです。




斜洞を少し入って後ろを見てみる。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


まだまだ外の光が届いております。


複数人入っても十分にスペースを確保できそうなので順に降りて来てもらうように言いました。

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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


斜洞は立てはしないけど窮屈ではありません。



ただ、快適かと言われると、
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


ゲジが多くて、快適とはとても…
普段入る洞窟なら隙間とか岩の裏なんかに入って僕らの目の届かない所に居たりするんでしょうが、
ここは亀裂もなにもないツルツルなので、ゲジさんがバッチリ主張していらっしゃいます。
やれやれ…


ゲジやだなぁと思いながら奥へ進みました。


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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art




奥の縦ハシゴまで到着。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


ハシゴの裏にゲジがチラ見えしてんじゃん…笑
やれやれ



ここから下を見ると、
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art



3~4mくらいでしょうか。

ハシゴがあるから楽に降りれそうですが、


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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


サビッサビです。

この状態を見たメンバーは皆口々に

「うわぁこのハシゴで降りるの怖いわぁ…」

と言っていました。


とはいえ鉄って表面が錆びてても内部は大丈夫な事多いしね。
まぁ大丈夫でしょう。うん。 降ります。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art



無事降り着きました。

途中でちょっとロッククライムダウンに切り替えたけどね。やっぱりサビハシゴやだし…笑



さて、ここから自然洞に変わっていました。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


やったー!と思ったのも束の間、


「これは狭くてとてもじゃないけど進めないですわぁ…」
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art



なんということでしょう。

自然洞になった途端、進む先が細すぎて通れなくなっていたのです。

こんな感じ。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


ちょろちょろと地底河川が流れています。

奥の方を見ると穴は続いてるんですが、狭すぎて進むのは無理です…。


残念な結果に少し肩を落としましたが、新洞探査は大きな洞窟が見つかる事の方が珍しいので普通はこんなものでしょう。
先は続いてなかった、というのを明らかにするのも大事なことです。


とはいえ、地元の人のお話によると昔はもっと続いてたようです。

お聞きしたお話をまとめると…

この洞窟があるグラウンドはかつてあったドリーネ(石灰岩地形特有のくぼ地)を埋め立てたもので、
埋め立てられる前はドリーネの底が小学校のグラウンドになっていた。
ドリーネグラウンドというのは全国的にも珍しく、地質学者の方も大変興味をもたれていた。

そのドリーネグラウンドに ある日穴が開き、中をのぞいてみると
「洞窟と地下河川がある!」
ということで洞窟が見つかり、前の記事でも書いたように水の確保が難しかったこの土地では
取水に使うためにポンプなどを設置したそう。

その後、地元の方は夏の暑い日に洞窟の中へ入って涼んだりしていたんだとか。

しかし、グラウンドがドリーネの底にあると使うたびに降りたり登ったりが大変だし、面積も狭くなってしまうので、
『じゃあ埋め立ててしまえっ』と、当時丁度観光開発を進めていた井倉洞から出た土砂を持ってきて、
10m余りもあったドリーネを埋てしまったという。

それを後で知った地質学者の方はカンカンになって怒ったそうだが、後の祭り。
今に至る。



と言うことで、この洞窟はドリーネの埋め立てにより大部分が埋まってしまったようです。

その証拠に、
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


配管が途中から土砂に埋まっています。

きっと配管が設置された当時はもっと下まで洞窟が続いていたんでしょう。

洞窟を直接埋めたわけでは無いようですが、
ドリーネを埋めれば少しずつ土砂が洞窟に入り込んで埋まってしまうことは十分考えられます。


ドリーネの深さは結構あったようで、その底に洞口があったとすると、
埋まる前は結構大きな洞窟だったのかもしれません。
ううむ残念…。


とりあえず調査はできたので戻ります。

後ろを振り返ると石積みの隙間にたくさんの野球ボールが。
何故ボールが…
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art



ハシゴを登ります。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art



さらに斜洞のハシゴを登っていくと、やっぱり野球ボールと、ついでにファンタの缶が。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


古い缶だなぁ。

昔の小学生が斜洞へボールを転がして遊んでいたんでしょうか。

どこまで奥へ投げれるかゲーム、とかで。



そんな事を思いながら出洞。
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art



蓋を戻して、
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


パンドラの箱の封印完了!


数千、数万年後、
このドリーネの土砂が無くなったらまたここに洞窟が姿を現すかもしれませんね。

それまでしばしおやすみなさい。



ところでうきぐもケイビングクラブの特攻隊長である彼はこの洞窟でも可能な限り進もうとして、
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PENTAX K-1 / SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art


この通り汚れて素晴らしい勇姿になっていました。

いやはや頼もしいですね。

というわけでグラウンド端の穴は調査完了。

お次は川辺の亀裂穴を調べます。

続き記事をごゆっくりお待ち下さい。


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Tag:PENTAX_K-1 SIGMA_35mm_F1.4_DG_HSM_Art

COMMENT 2

にゃおぐらふぁー(今日の猫さんぽ)  2016, 12. 23 [Fri] 00:47

もぐら 様

私は狭い所があまり好きではありませんので、もぐらさんが好んでいかれる所に入るのはちょっと無理ですが、中がどうなっているのかを見るのはたのしいですね(笑)
コメントありがとうございました。ボケの綺麗な写真がお好きならPENTAX FA 85mm/1.4は最高の相棒なのではないでしょうか。このレンズは物凄く評判が良かったと記憶しています。
良いレンズってどんなレンズなんだろうか?と考えると結構難しいですね。
数値評価の優れているレンズ=良いレンズ とも限らないのが面白い所です
というのも、解像力等の評価はあくまで平面チャートを一定の距離で撮影して、その結果を表しているだけなので、実際の撮影には必ずしも当てはまらないのです。
勿論、撮影の大半が複写なら、その評価がそのまま当てはまりますけど、そんな人はまずいないはず。ましてやボケ等は数値評価外ですから・・・・
オールドレンズの場合は色収差などが大きい物も多々ありますのでRAWで補正が前提になってしまったりしますので必ずしもお勧めできる訳ではありませんけど、開放付近に適度に収差を残して柔らかな描写の現行レンズは数えるほどしかないのも現実なので、私の場合はそんなレンズを数多く使っています
今後ともよろしくお願いいたします


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もぐら  2016, 12. 23 [Fri] 11:29

コメントありがとうございます!
僕のブログでちょっと洞窟行ったように楽しんで頂ければ嬉しいです笑

PENTAXのレンズにもとてもお詳しいのですね。FA 85mm/1.4はペンタックス最高傑作などとも言われていたそうですね。ただ今はもう廃盤になってしまっていたので、ヤフオクで手に入れました。

デジカメinfoなんかは面白くてよく見ているのですが、現代の「良いレンズ」は解像度の高さや色収差、湾曲の少なさに注目される事が多くて、仰られているような「味」ともいえるようなレンズの性格についてはあまり着目されてないんだなぁと思っていました。

オールドレンズの中では、かなり安く手に入るにもかかわらず解像度も味も優れたSMCM 50mm F1.7が好きです。というか、知識が少なくてこの辺しか知らないんですけど…笑
ご存知かもしれませんが、「Creamy Bokeh」とか海外で評されているようで、ボケ味がとても綺麗で(安いし)素敵です。
ただいつかは、にゃおぐらふぁーさんのようにCarlZeissのレンズも手に入れて使ってみたいなぁ、と空想しております。笑
こちらこそ今後とも宜しくお願い致します。

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