レインボーガーネットの夢

 07, 2015 02:24
九州にいる時、自分の中では日本が世界に誇れる憧れの鉱物は

『まりも水晶』
『レインボーガーネット』
『輝安鉱』

だった。

まりも水晶は情報収集の結果、産地に足を運ぶことができた。

粘土の中から出てきたまりも水晶は本当に綺麗だった。



それから社会人になって関西に住むことになったので、
また文献とかでレインボーガーネットについての情報を色々と集め、
とある山の中へ行ってみた。

とはいえ伝説の鉱物なんかそう簡単に見つかるわけないから
実際は登山と風景等の撮影がメイン

IMGP7358_20151207013031736.jpg
PENTAX K-3 / HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited

のつもりだった。





ゆるい登山の末、山の上の方で巨大なガーネット(ノーマル)の脈を見つけて
すごいなぁ
とか友人と感心しながら柿の葉寿司を食ったら下山し始めた。

自分的には面白いものが見れたので十分の収穫だった。

そんな下山中、ふと足元を見てみるとキラキラ…
IMGP7369_20151207013033e9c.jpg
PENTAX K-3 / HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited


『…!
ま、まさかこれは…』


日暮れでもう辺りは薄暗くなってたが、
足元のキラキラの1つを拾い上げると虹色に輝いた。

IMGP7349_20151207013030ab7.jpg
PENTAX K-3 / HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited


レインボーガーネットだった。


『こんなことがあるとは…』


夢のような瞬間だった。

しばし呆然としつつ、初めての山でブラックアウトするわけにもいかないので
夢のような気分のまま下山した。




ところでレインボーガーネットはナノスケールの複層構造によって発色する、
いわゆる”構造色”を持った鉱物なんだそうな。

詳しく書くと長くなるからやめておくけど、
要するに層と層の間の距離が可視光の波長と同じくらいになると、
別々の層で反射した光が互いに干渉し合ってあの色が出てくるというわけだ。
構造色



そういうわけでレインボーガーネットを光に透かしてみても
IMGP7391_20151207013034984.jpg
PENTAX K-3 / HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited

このようにレインボーにはならず、この鉱物の本来の色であるオレンジ色になるだけなのだ。



でも、透かした状態のこの鉱物をよく見てみると

IMGP7272_201512070130361ea.jpg
PENTAX K-3 / D FA Macro 100mm F2.8 WR

幾重もの層構造が見えたりする。

この層の中の、さらに目に見えない程微細な層構造が
あの美しい虹色を生み出してるんですね。

層が厚いと赤寄りの色に、層が薄いと紫寄りの色に。
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